メタバースドラマは、流行る前に人が倒れる
どうも、久我レイジです。
メタバースで連続ドラマを作る人が少ない理由。
それは、面白くないからではありません。ほとんどの人が、完成前に倒れるからです。
僕はこの3年間、メタバースドラマ『クロスロード』を作り続けてきました。
制作会社もない。スポンサーもいない。前例も、ほぼない。あるのはただ、「これ、世に出たら面白いはずだ」という、根拠のない直感だけでした。
そして今、そのドラマは全12話、ちゃんと完結しました。
メタバースには、ワールドも、アバターも、音楽も、ボイスもあります。
それでも、連続ドラマはほとんど生まれていない。なぜか。最近、ようやく分かりました。
メタバースドラマが流行らなかったのではなく、流行る前に、ほとんどの人が途中で倒れていたのだと思います。
リアルのドラマにも、もちろん大変さはあります。
でも、そこには役者、カメラ、照明、音声、編集という分業の仕組みがあります。
一方で、メタバースドラマは違います。
ロケ地になるワールドを探す。アバターを用意する。衣装を揃える。カメラリグを組む。演技をつける。ボイスを録る。
そして、ようやく編集に入る。これはもう、撮影というより建設です。
リアルが「撮る8割」なら、メタバースは「作る8割」正直、割に合いません。
だから、多くの人が消えていく。才能がないからではなく、負荷が異常すぎるからです。
それでも、僕と蒼月樹莉愛さんは、この狂ったジャンルを3年間、2人で回してきました。
12話構成。フルボイス。フル演技。フル編集。
脚本・演出・世界観設計を僕が担当し、撮影・編集・空 せ間演出を樹莉愛さんが担当しました。
今思えば、冷静ではありません。
でも当時は、こう思っていました。
「これ、世に出たら、さすがに面白いだろ」
ただ、それだけです。
『クロスロード』は、ただメタバースで撮ったドラマではありません。アバターの身体で感情を演じ、仮想空間の中で、人と人の出会い、すれ違い、選択を描いた物語です。
誰かを好きになること。それでも、選べない道があること。近づきたいのに、すれ違ってしまうこと。現実ではない場所で、現実よりも生々しい感情が動く。
そこに、僕はメタバースドラマの可能性を見ています。
よく「変態ですね」と言われます。たぶん、正しいです。メタバースドラマは、変態しか生き残れないジャンルだった。
普通なら、途中でやめます。割に合わないから。
でも、誰もやらない理由がある場所に、誰かが残らないと、新しい文化は生まれない。
僕たちは、「割に合わないけど、面白い」を選びました。途中までではありません。
最後まで、見届けられる物語になりました。誰かに正解だと言われたわけでもありません。
最初から、うまくいく確信があったわけでもありません。正直、何度も「これ、本当に完成するのか」と思いました。
それでも僕たちは、メタバースで連続ドラマを作るという挑戦を、ただの夢物語で終わらせませんでした。
これは、僕たちが3年間かけて出した答えです。この物語が、あなたの目にどう映るのか。
最後まで観たあと、何が残るのか。それが今、一番楽しみです。
メタバースドラマ『クロスロード』はこちらから視聴できます⬇️
https://youtube.com/playlist?list=PLa2s06sOCMEOWoRCbAH2qV4GrwxDB_aDG&si=BqNA1QYJAtK-_uv7




レイジさん、メタバースドラマを作るのがそんなに大変だと知りませんでした😂