どうも、久我レイジです。
最近、「SaaSは死ぬのではないか」という話を見かけるようになりました。
SaaSとは、文章作成やタスク管理などをインターネット経由で利用するソフトウェアのことです。僕たちは何かに困るたびに、解決してくれるサービスを探し、毎月料金を払って使ってきました。
僕も新しいブログを作るために、最初は既存のWordPressテーマを探していました。
今は優れたテーマがたくさんあります。でも、僕が欲しかったのは一般的なブログではありませんでした。
作品情報や制作記録を残し、AI活用の記事を書き、将来的には自分専用のAIワークスペースともつなげたい。そこまで考えると、既存テーマに自分を合わせるより、自分の活動に合わせて作った方がいいのではないかと思ったんです。
僕はコードを専門的に書けません。それでもAIエージェントに設計を伝え、エラーを修正していくと、オリジナルテーマが少しずつ形になりました。
もちろん、WordPressテーマ自体はSaaSではありません。ただ、この経験をきっかけに、足りない機能があるたびに既存サービスを探すという発想が変わりました。
ブログでは作品画像を管理画面から差し替える仕組みを作り、別に開発しているAIワークスペースでは、成果物管理や公開予定、タスク連携、検索機能まで形にしています。
これまでなら月額ツールを探していた小さな不便を、「自分専用に作れないか」と考えられるようになったんです。
ところが、実際に作ってみると、機能が動いたところは完成ではありませんでした。
保守やバックアップ、安全な更新まで考えると、その後の工程の方が長い。僕も、機能を作ることより、安全に使い続ける環境を整える方が大変だと知りました。
だから、SaaSがすべて消えるとは思いません。
決済や会計、セキュリティなど、高い信頼性と継続的な運用が必要なサービスは残ります。作れることと、安全に運用できることは別です。
さらに、AIで作れるからといって、すべて自分で作るべきとも限りません。作る時間まで考えれば、SaaSを選んだ方がいい場合もあります。
ただ、誰にでも同じ小さな機能を提供するだけのSaaSは、これから売りにくくなると思います。AIに頼めば、自分の仕事に合わせたものを作れるからです。
そんな時代だからこそ、価値になるのは機能そのものではないのかもしれません。何に困り、なぜ作り、何を残したのか。その人が積み重ねてきた経験や判断は、簡単にはコピーできません。
AIによって「作れるかどうか」の壁は下がりました。これから重要になるのは、それを本当に自分で作るべきかまで判断することなのだと思います。


